こんにちは。
静岡県浜松市中区幸のヘアサロン
2do(ニド) 伊藤です。
今日はシリコーンについてお話しさせていただきます。
ノンカロリー
ノングルテン（グルテンフリー）
ノンアルコール
ノンフィクション
ノンという言葉は否定的なので
ノンシリコンということは
シリコンがない方が良いの？
と捉えてしまいがちです
僕もシリコーンについて 良い印象は持っていませんでした。
今日は
『シリコーン』とはどのような物質で
本来の役割は何なのか？
調べてみようと思います。
・原料 ケイ石（地球上に存在する資源で１番多い物質は酸素。２番目がケイ素）
・用途 生活の様々な場面で使われています。
例）コンタクトレンズ、柔軟剤、家電、ティッシュペーパーetc・・・
人体に対する影響
生体適合性に優れた物質＝アレルギー反応が極めて少ない物質
（医療分野でも使用されています）
では、シャンプーやトリートメントに含まれるシリコーンとは
どのような役割を担うのでしょうか？
・毛髪表面に薄い皮膜を形成します
・毛髪が水を弾く性質にします
・毛髪に艶を与えます
つまり、シリコーンは悪いものばかりではない。ということです
では、なぜシリコーンは良くないと言われているのでしょうか？
それは、吸着性の強さと頭皮にまで薄い皮膜を生成させてしまう。ということです
吸着性が強いと・・・毛髪に蓄積していき、許容量を超えたときに一気に剥がれ落ち
毛髪のキューティクルまでも一緒に剥がれてしまいます。
頭皮に皮膜が生成されると・・・皮膜は酸素は通します。なので皮膚呼吸ができなく
なるということはありません。
しかし、皮脂を通しにくくなるため頭皮に酸化した皮脂（過酸化脂質）が溜まりやすくなり
かゆみ
抜け毛
炎症
につながります。
ですが全てのシリコーンが上記のような症状を引き起こすわけではありません。
一括りに『シリコーン』と言っていますが
種類は様々です
分子量の大きさ、水に流れやすさ、吸着性などの特徴があります。
安全性の高い物をあげるとするなら
『シクロメチコン』と表記のあるものです
吸着性が極めて低く、次にシャンプーをした時点で毛髪から優しく取れます。
逆に安全性の低い物は『アモジメチコン』と表記のあるもので
吸着性が高く、髪に蓄積されていきます。
パーマやカラーをされている方にとって『シリコーン』は、うまく使えば
とてもいいヘアケアの材料となります。
何か疑問に思うことなどがあればお気軽にお聞きください＾＾
nido is arrange hair salon
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