2024年1月29日
好意的な距離感
カテゴリー|清水 亮典
「好意的な距離感」
敬語の使い方は、試験にもよく出題されることから、数多くの本が出版されています。
敬語は、様々な状況や異なる立場の人に対して、正しく過不足なく使わなければならないため、苦手としている人も多いでしょう。
例えば、「食事をお召し上がりになられますか」などと耳にしますが、「召し上がる」「られる」に「お」まで加わった三重敬語は過剰で適切とはいえません。
「お電話番号をおっしゃってください」は、表現の面では、「お電話番号」「おっしゃる」と丁寧な言葉遣いであるため、問題ないように思われます。
しかし、内容を普通の言葉に置き換えると
「電話番号を言ってください」となり、表現は丁寧でも相手に命令していることになるのです。尊敬の気持ちを込めるなら
「お電話番号をお教え願います」となります。
敬語の本質は相手との「好意的な距離感」です。畏敬となれば距離感は遠くなり、敬愛となると少し縮まります。
敬語を含めて礼儀作法やモラルは、そうした距離感が生んだ文化です。敬語に親しみ、相手を敬う心を養っていきたいです。
“正しい敬語を使う”
2do(ニド)
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