2024年12月8日
鏡餅
カテゴリー|清水 亮典
正月に鏡餅を飾る家庭も多いでしょう。
鏡餅は新年の神様である「年神様」の依代としての供え物です。
餅の形が古代の銅鏡に似ていたことから「鏡餅」と呼ばれるようになりました。
大小の餅は月と太陽を表わし、徳福が重なるようにとの意味が込められています。
また、橙を上に載せるのは家が代々と繁栄するように願いが込められています。
「鏡開き」は供えていた鏡餅を下げて、一年の健康を願って家族で食する行事です。「割る」という言葉は縁起が悪いので、「開く」と表現されます。
「つぎつぎに子ら家を去り鏡餅」は加藤楸邨の俳句です。子供たちが次々と家を出ていき、今はただ鏡餅とともに正月を迎えているのでしょう。
「源氏物語」「初音」の巻きには光源氏が正月に紫の上のもとを訪れた時に、女房が「わが君の千年の栄をを鏡餅に祈っていました」という場面が描かれています。
鏡餅は単なる飾りではありません。物にさ神様の魂が宿り、また心を象徴するという日本の伝統が表れたものなのです。
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